その2 |
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すると看護婦さんが「お腹を出して寝てくださいね」とお腹の触診である事を教えてくれた。(ホッ) 「あ〜お腹ね(恥)」と慌ててシャツをあげて寝ると、ウィーンと台が上がりだした。 「お腹の張りはないようですね。痛いところもありませんね。」先生の指がお腹をモミモミしている。 「はい」(こそぐったいよりも、緊張で頭の中がよくワカランチンになっている) 「では向こう側へ横になって寝てください。」(ドキドキドキドキ) いよいよ、お尻の診察が始まるんだわ…もう恥かしいとか、怖いとかってもんじゃなくって… |
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頭の中真っ白け〜〜〜 |
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何にも思いつかない、先生の声も何と言ってるのか遠くて聞こえない気がした。すると次の瞬間! ヒンヤリとした液体がお尻にぬられて、ブスリッ!(ギョギョッ)冷たいものがお尻の中に入ってきた。 それも2回も。それがお尻の中で動くんだよ。グリングリンって。なんか映画のエイリアンお尻編って感じ。 こういう時どう言葉を出していいのやら、私は迷っていた(と、何かトンでもないことを考えていた) 「うー」っていうの?「ふう〜」か?「フッ!」か?短い時間にそんなことを考えていた。 病院に来る前は先生に 「あなたは痔です。ご主人さんより深刻ですよ。」 な〜んて言われたらドボチヨウなんて思って眠れなかったのに、この触診のことをどう表現するんだろう…そんなことを考えていたのだった。 「はい、もういいですよ。」と先生の優しい声と看護婦さんが「はい、お疲れ様」と気遣ってくれて診察台から降りるとお尻にガーゼが挟まっているのに気づいた。(きっとお尻に塗った液体がパンTにつかないようにしてくれたのね♪) で、先生の机のところへ戻ると…私のカルテに図を書きながら説明がはじまった。 「ここと、ここと、ここに少しだけ、そうですねぇ〜小さいイボらしきものはありますが治療するとか、手術する段階では全然ありません。それと表に、皮垂がありますがこれも極小さいものです。」 「えー!?それって痔の予備軍なんですか???」と思わず聞くと 「将来、痔になってくるところは3箇所あります(シッテルヨン、デモシランフリ)血管があって、そこが張れてくるわけです。痔の心配はありませんから、今回は便秘を解消することを考えましょう。」 「はい!」(ナンカ先生ニ後光ガサシテルヨウナ) 「で、薬ですが4,5日しないと効果が出ないかもしれません。飲み続ける事が大事です。(ソレッテMg?)」 「粉薬ですか?(シラジラシイ)」 「ええ、白い粉です。飲み方のコツがあって、水もコップ1杯以上は飲んでください。すると便が軟らかくなります。お腹が痛くなったりすることはありません。(Mgダ!)飲みますか?どうしますか?」 「飲みます(ウチニイッパイアルケドホシー)」 「それから便意があるのに、どうしても出ない時のために、座薬をお出ししましょう。 座薬を入れたら10分くらいは我慢して出さないでください。そうしないと薬が出てしまいますから。」 「はい、そちらもお願いします。で、どちらも依存性はないですか?」 「大丈夫ですよ。お大事にしてくださいね。」 「はい!ありがとうございました。(ハヨカエリタイ)」 と、初体験のお尻の診察は終った。診察室を出て待合室へ行くと、デッカムが 「どやった?どやった?プクンはあったか?」 なんて聞くから、他の患者さんの耳がダンボのようになっている。(オモイコミスギ) ポツリポツリと様子を話すと 「せやろ!せやで言うたやろ!薬もらうだけやって…」とデッカムは最初から大したことはないと思っていたようだった。 「オレは“さよならプクン”の管理人やぞ!」(ソノ一言ニ説得力ガナインダナァ) しばらくして薬をもらうことになった。嫌〜な予感がした。 薬の説明をまた大声で受けることになるのか…(ビンゴ!) 受付の人はキンキンの美声ではっきりと(地声もデカイ) 「便がようけ出る薬です♪」と言ってくれた。(ウェ〜ン) 待合室の人が一斉に私の方を見たのは言うまでもない、その瞬間をデッカムは見落とさなかった。(後で、みんなあんたの方見てたでぇと言われた。ううむ、) すると受付の人はおまけにと「その後、ご主人さん元気?」(爆) 夫婦そろってプクンで世話になったことを認めるかのように聞いてきた。デッカムは後ろから「こんばんは〜」と恥かしそうに挨拶をしていた。(笑) (絶対に"あのご主人さんも肛門科やったんやに…") 帰っていく私たちを見送る他の患者さんたちにそう思われている気がした。ウプププ 外に出ると真っ暗で、寒かった。お尻にはガーゼがまだ挟まっていたけど、日課なので公園でジョギングをしてから帰った。私のお尻はとりあえず予備軍になりそうなので、これから気をつけないといけない。 もし、今回肛門科へ行かずに過ごして、後で痛くなって痔が出現したら?!あの時行っておけばよかった〜って思うだろう。 それに痔にならないとも限らないのだから。自分の健康について、体について深く考えされられた一日だった。 で、あれからMg飲んでます。オブラートに包んで♪ (先生は量が多いですよと言われたが) するとどうでしょう!!! |
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フッ〜(´O`) | |
って感じで出てきます。驚きです。先生は4、5日したら効果が出ると言ったけど、翌日出ました。 それから運動ですが、ジョギングは当分止められそうにありません。楽しいです。 どうも足腰が鍛えられたみたいで、少しの距離から少しずつ長く走れるように(アルケルヨウニ)なりました。 楽しいなって思える程度しかしません。ストレスが溜まるとマイナスになる気がして。何より、朝のトイレが楽しみになるので走っているワケですが、1ヶ月頑張れば体のサイズも変ると聞いたので楽しみにして続けます。(イツマデモツヤラ) …というわけで、奥様はプクン? ではなくて、奥様はプチヒスイ。だったのです。 皮垂で悩んでいる世の女性のみなさん、一度肛門科で診察をお勧めします! どこの病院へ行けばいいの?と迷ったなら、掲示板で皆さんに相談しましょう。 きっといいアドバイスがもらえるはずです! |
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おしまい |
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