嫁の日記 6/17手術・前半
10時すぎ病院へ到着、病室を案内され荷物を運ぶ、病室への階段を上るのにロビーにいる人の注目を浴びる。誰が見ても「入院ね」「手術ね」「あれは痔やなぁ」って感じの空気…。当人はそんな視線も感じる余裕もなく、数時間後におこなわれる手術の事で頭の中はいっぱいだっただろう。

病室へ案内してくれた看護婦さんに「ハイ、パジャマに着替えて待っていてください。それからこれは今回使いますガーゼとT字帯、ネットパンツです」と一式渡された。(全部で3200円請求された)
(T字帯?)そう、昔で言うところのフンドシなのだ!(このT字帯はかなり優れものだった)

以下、デッカムの日記を参考に…
デッカムの日記(6月17日 手術当日)
言われたとおり前日に薬を飲み、朝食を抜き、準備万端で病院に着く。
看護婦さんに私の病室を案内してもらい、浣腸を2発!「5分そのままでー」と看護婦さんがにこやかに笑う。
「もうもちましぇーん」と2,3分でトイレに駆け込む私。昨日の下剤で出し切っているため浣腸の水以外は何もでない。
続いて心電図検査、レントゲン検査。抗生剤確認の注射(超痛い)を打つ。
その後、あのウワサの内視鏡検査。痔の手術の前には必ず行なわれるそうで、大腸がんやポリープが見つかれば痔どころの騒ぎではないからだとか。

お尻からカメラを入れ、腸の隅々まで調べる。昔、カエルの尻にストローを入れて膨らませたみたいに下腹部がボコボコと膨らみ、とても気色が悪い。先生が「ポリープも何も見当たりません。そしたら手術は2時頃から始めますのでそれまでは病室で休んでいてください」と言った。

1時半頃、看護婦さんが点滴に来た。
2時、点滴をされながら手術室に移動。血圧を測る。
血圧メーターから何度もおかしな音。
後で聞いた話によると血圧が100以下の場合は脊椎麻酔があまり使用できないらしい。先生が「脊椎麻酔の量を少し減らしますよ」と私に告げ、手術開始!


脊椎麻酔は体をエビの様に折り曲げて背骨に注射をする。チクッとしただけであまり痛みは無い。それよりも足がビー―ンとしびれた。そうしたら不思議!下半身の感覚が殆ど無い!

麻酔が効いたのを確認するために先生がお尻に何かを刺している。「痛いですか?」と先生の質問に、「いいえ、何も感じません」と答える。
そして手術中は全然痛みが無く、30分位で無事終了!

「大きいのを切除して小さいのは縫い付けました。すぐに消えますよ。切り取った獲物はこれです。」と先生が私にプクンを見せてくれました。それは大きさといい、色形といい(うめぼし)のようでした。尚、「溶ける糸を使用している為、抜糸の必要はありません」との亊。
嫁の日記 6/17手術・後半
午後2時、いよいよ手術がおこなわれる。手術室へ消えていく姿をハラハラしながら見送る。その間、病室のベッドにビニル風呂敷、バスタオルをセットしておく。病室で待つこと1時間、手術室のドアがあいて担架に乗せられたデッカムが出てきた。脊椎麻酔をしたせいで下半身ヨロヨロになっている。(腰砕け状態)お尻には管が入っているのでベッドに戻るのにも一苦労していた。
(看護婦さんの話しによるとデッカムの血圧が下がってしまったので、手術が中々始められなかったらしい)

看護婦さん曰く「脊椎麻酔をしたので頭を上げたり、寝て本を読んだりしないようにしてください。貧血を起こしますから…(ひょえ〜っ)」

午後5時〜夕食の時間、パン・キュウリ&サケの水煮・焼ナス・お茶
飲み物は乳製品以外は何でもOKになる。

今回、入院していたのは、おじいちゃんとうちの二組だけ。シーンとした病室はちょっと寂しい。TVは見放題(後で電気代として小額請求された)で、冷蔵庫もあるし、何と言っても看護婦さんがみな明るいので助かる。入院している人も同じ症状(痔フレンド)なので話もしやすいのかも。


午後7時半〜先生による術後の診察
「カーテンの向こうでお待ちください」と同じ病室にいてもカーテンで仕切られて見せてもらえなかった。(クスン)傷口とか結構平気で見える私にはちょっと残念。今回はデジカメも持参してきたのに…(おいおい、撮るつもりか?)

「キレイになってます、大丈夫ですね」とものの数秒で診察終了(ガーゼ交換)。
看護婦さんが「付き添いの方は空いてるベッドにフトンをひいて寝て下さいね」と優しい気配り…
そして「消灯時間はありませんから」だって〜♪(これでW杯見れるやーん!)


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